【-  公開日  -】 2018年03月03日
【- 最終更新日 -】 2018年05月12日

国語力の低い子どもはいじめっ子になりやすい?

記事読了まで約〈 13 分43秒 〉です。

最近はイジメについての世間の目も厳しくなり、自分の子どもが加担していてほしくないとお悩みの親御さんも多いのではないかと思います。

今回はとあるテレビ番組で、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が「国語力の低い子どもほどいじめっ子になりやすい」と発言した件について、実際のところ世間ではどう受けとられているのか、ちょっと気になったのでアンケートで他の方の意見を伺ってみました。詳しくは下記の記事をどうぞ。

「国語が苦手な人はいじめっ子に…」尾木ママ発言の真意|Blogos

発言とその説明についての概要

さて、今回の意見を見る前にまずは概要の説明をしておこうと思います。

まず、今回の話は2月21日に放送されたフジテレビ系列の『ホンマでっか!?TV』内での尾木ママこと尾木直樹氏の発言に端を発します。

「国語が苦手な人は、圧倒的にいじめっ子になりやすいですね。特にこの5~6年間の大きな特徴なんですけども、相手の気持ちが全然わからないいじめっ子がものすごく増えてきた。どれだけ説明しても、被害者の気持ちになることができないんです」

「国語が苦手な人はいじめっ子に…」尾木ママ発言の真意

その番組内で尾木ママは上記のように主張し、これがネットを中心にちょっとした話題になっているようです。

こちらの発言については、あとで掲載雑誌の記者に次のように説明しています。

いじめっ子は、先生や上級生の受けはいいものの、自分の内面が非常に弱く精神的に自立できていない。自分の気持ちをうまく言語化できないから主張を無理矢理押し通そうとするし、人の心情を想像できないから抵抗なくいじめることができるということです。

「国語が苦手な人はいじめっ子に…」尾木ママ発言の真意

つまり「表現力や読解力が低い子どもは自分が表現する方法もわからないし、他者の感情も理解できない」ことがいじめっ子になりやすい原因であると受け取ることが出来ますよね。

国語力の定義については記事の後半にも述べられていますが、国語力とは作文能力や読解能力のことみたいです。「自分の意見を整理して表現したり、逆に他者の意見を推し量ることのできる能力」のことで国語のテストの点数のことではないようです。

『地頭の良さ=人間力指数の高さ』が高い人ほど国語力が高くなり、これらは様々な体験から学ぶことができるものであって早期教育などで身につくものではないということです。

おそらくですが、尾木ママは「ストーリーからその登場人物がどう感じているのか」や「なぜ作者がそういう書き方をしているのか」という部分を理解できない子どものことを指摘しているのだと推測できます。

以上が今回の概要になります。この点を踏まえてアンケート結果をご覧ください。

アンケートの形式

上のテレビでの発言についての真意を説明している記事ですが、こちらの記事を提示した上で賛成・反対それぞれのご意見を計10名の方に伺うという形で募集してみました。基本的に回答者の制限はかけていません。

ご協力いただいた方には感謝ですm(_ _)m

ちなみにアンケート結果は賛成6名・反対4名となっています。もちろん数ではなくその中身を見ていくためのアンケートなのでさっそく意見の方を見ていきたいと思います。

賛成のご意見

まずは賛成の方のご意見と、それについての個人的見解を書いていこうと思います。

前回もやりましたが、せっかく個人ブログという形で運営している以上、多少は自分の意見を掲載することもありかなと思ってます。あくまでも個人的見解なのでご意見やお答えになった方を攻撃するためのものではありません。

今回も掲載は年齢順となっています。

意見・その①
20代女性

確かに国語力というか、表現力があまりないこどもこそいじめをするのかなと思いました。

言葉で言えないから行動としていじめに発展するのかなと思ったからです。

表現力が低いから意地悪するという話ではなく「何をどうすればいいかさえわからない」という指摘に近いような気がします。

無理やり押し通そうとする=イジメになる⇒人の痛みがわからない⇒止めなければいけない理由がわからないから止めない、というループみたいですね。

 

意見・その②
30代女性

国語力は読解力や想像力を成長させると感じるので、そこで何かを思ったり感じたりして、自分が相手の立場になって考えられる人を形成することにもなると思うので、尾木ママの意見は一理あると思います。

確かに自然の中から様々なことを学ぶことができていれば、作品中でどういうことを言っているのか、ある程度想像ができますよね。

その体験を通してより深く学ぶことができるということは人間を育てるという点については重要だと思います。

 

意見・その③
30代女性

国語力が低ければ自分の感情や意思を正確に伝えることができない。それは自然と周囲の人間との齟齬を生む。
その齟齬を埋め、周囲と同調できる手段として、自分以外の誰かを標的にしたいじめを行う可能性がある。

自分の感情や意思を他人に的確に伝えられない場合には結果的に面倒なことになるのはすでにご承知のとおりだと思います。

それを補って他者と協調を取る為にイジメを行う、なかなか面白い指摘ではないでしょうか。

 

意見・その④
40代男性

国語が苦手な人はというより国語が苦手な人もいじめっ子になりやすいという事ですね。いじめというのは劣等感や優越感からおこるものなのであながち間違ってもいないと思います。

ん~・・・微妙に違うような気もしますね…。劣等感とか優越感というよりは「やっていることが悪いことだと認識できない」という話ではないでしょうか?

ちなみに国語が苦手=いじめっ子ということではなく、その状況を読み解くことが苦手な人ほどイジメっ子になる割合としては高くなるという指摘だと思います。

 

意見・その⑤
40代女性

国語が苦手だといじめっ子になりやすいということではなく、人間力や地頭の良い方がいじめっ子になりにくいと表現すれば頷く人は多いと思います。

言い方は語弊がありますが、記事の内容自体には賛成です。

そうですよね。結局、記事の最後で「地頭の良さ」に言及しているわけですから、この点を最初に主張すると混乱は避けられたのかもしれません。

尾木ママのいう国語力というのは、あくまでも「地頭の良さ」を測る指標のようですし。

 

意見・その⑥
50代男性

自分の思いが素直に伝えられないからいじめっ子に。その反対もまた然りでしょう。

相互のコミュニケーション能力の不足がこの構図になるのかも。決めつけは禁物ですが、統計を取れば立証出来るのではないでしょうか。

素直に伝えることができないからという点は正しいですが、反対となると素直に受け取ってもらえないから、ということになってしまいませんか。

それだと相手方に自分が伝えきれていないのに「俺の言っていることがなぜわからない」という押しつけをしていることになるように思うのですが…。コミュニケーションの不成立がイジメの原因になるという点についてはそのとおりだと思います。

統計は必要だと思いますが、この手の話はそもそも統計化できるようなものではないような気もします。

国語力≠テストの点数という主張なわけですから・・・。

 

以上で賛成の方のご意見は終了です。いろいろツッコミがひどくて申し訳ありません・・・。

次は反対の方の意見になります。

反対のご意見

ここからは尾木ママの意見に反対の方のご意見となります。ここでも個人的な見解を添えておこうと思います。

意見・その⑦
20代女性

特にそういう根拠はないと思います。国語が苦手な子供で、いじめっこではない子供の方がむしろ多いと思います。

ん~と、どこからツッコんだものか・・・。

まず、国語が得意=イジメっ子ではないという話ではありません。

それにイジメっ子の中にそういった子どもが多いという尾木ママの経験則であって、イジメっ子=国語が苦手な全ての子どもとは言っていないのではないでしょうか。

 

意見・その⑧
40代男性

自分の気持ちをうまく言葉にできないというのは分かりますが、相手の気持ちが分からない、想像できないのはまた別の問題ではないでしょうか。

すでに賛成の意見の方で見解として書きましたが、イジメというのは単に一回の行動のことを指すのではなく、それが慢性化していく過程も含めた事を言っているのだと思います。

最初は単に伝え方を知らないイタズラのようなものが相手の痛みがわからないことによって常態化していくといったことのようです。

つまり表現と理解の両方が欠けていることによって起こりやすくなるということになります。

 

意見・その⑨
50代女性

なぜ尾木氏はそう考えるのかちょっと理解できません。国語ができないと言葉で表現できないので、そのストレスを他人をいじめることで晴らすということでしょうか?

なら、なおさらこういう論理は間違っていると思います。

尾木ママは言葉で表現できない=イジメっ子という指摘はしていないのではないでしょうか?

あくまでも表現の方法が間違っていることを理解できない子どもがその間違いに気づかないまま大きくなっていくことを問題視していると見たほうが自然です。

つまり人間ができていれば下手でも伝えることを省略することは避けるだろうし、相手の反応や自分の過去の経験からその行為が正しかったかを判断できるはずであると指摘しているように思えます。

 

意見・その⑩
60代男性

いじめとは、国語・数学・理科・社会などの学力によるものではありません。

小さいころから育った生活環境や親のしつけ方が影響するものです。

お答えいただいた意見に度々修正をかけるのはあまり好ましくはないとは思うのですが、国語力とは国語の点数のことではありません。

あくまでも国語という教科が「他人の心情を読み取る」ことや「自分の意見を表現する」ことを含んでいるのでこういった言葉を便宜的に使ったのだと思います。

国語力とは地頭の良さ、つまり『人間が持つ、さまざまな能力を引き出して使う能力』だということなので、ご意見の後半で指摘されている環境要因など測るための指標として使っているだけだと思います。

 

それと国語力のあるいじめっ子のほうが怖いという意見もあるようです。。

「一番恐ろしいのは国語力のあるいじめっ子」 岩井志麻子、尾木ママの「国語が苦手な子はいじめっ子になりやすい」説にコメント|Blogos

確かに国語力のあるいじめっ子が発生するのはエグいかもしれませんね。この場合は尾木ママの指摘しているメカニズムではなく、親の過度な期待や集団内での序列争いなど、本人の抱いている内心に問題がありそうですが・・・。

 

以上、反対の方のご意見は終了です。もうツッコミ放題でちょっと申し訳ない気がしてきました・・・(汗)

まとめ

さて、以上でご提供いただいた意見をすべて見終えたわけですが、個人的にはこの意見は一考に値するものだと思います。イジメのメカニズムを解き明かそうとする試みは散見されますが、なかなか的を射た意見は珍しいのではないでしょうか。

もちろん反対の方の意見である「根拠の不足」については説得力を持たせるためにもデータが必要でしょう。そもそも国語力をPISAにおける読解力などの調査を通してしか測れないというのであれば、イジメっ子の本質がこの能力の欠如とする根拠には脆弱すぎる気がします・・・。

それと週刊誌の記事だからなのかはわかりませんが、もうちょっとわかりやすく書いてほしかったというのが本音です。流石に読みにくかったからちょっと勘違いしてしまっているご意見もあったのかなと思います。

ここまでお読みいただいた方に最後にアンケートです。

◎「国語力=地頭の良さが低い子どもほどイジメっ子になりやすい」という意見にあなたは賛成ですか?それとも反対ですか?

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賛成もしくは反対の理由についてはコメント欄やTwitterなどで書き込んでいただければ幸いです。

ということで今回は以上になります。お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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筆者紹介

ほんと参った

一応このブログの管理をやっております。 基本スタンスは「テキトーにやる」なので、あまり期待せずに見ていただければ幸いです。 何か御用がありましたらお問い合わせページよりご連絡ください。 ちなみにnoteはこちらからどうぞ。

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